命式とは生まれながらに持った変わらない性質とすると、
対して大運は10年毎に変化していく性質を持っています。
よって、生まれた時点では運気が良くても、
途中で悪くなったり良くなったりします。
大運まで見れないと四柱推命の本領を発揮できません。
実は生まれながらに大運は決まっているのです。
変わっていく運命を見ることができるのが四柱推命の本質とも言えます。
1. 順行運と逆行運
1-1. 性別
性別の陰陽を調べます。
男性:陽
女性:陰
※LGBTQに関しては今後の研究課題としています。
そもそも四柱推命は男性中心として作られている学問です。
1-2. 年干
年干の陰陽を調べます。
甲丙戊庚壬:陽
乙丁己辛癸:陰
1-3. 性別と年干の陰陽を比較
陰陽が同じか異なるかを調べます。
陰陽が同じ :順行運
陰陽が異なる:逆行運
2. 月柱から大運の干支を出す
月柱の干支を大運の始まりとします。
例)月柱の干支が甲子の場合
・順行運の場合
月柱の干支を基準に甲乙丙丁・・・、子丑寅・・・と進んでいく
←進行方向
癸壬辛庚己戊丁丙乙甲
酉申未午巳辰卯寅丑子
・逆行運の場合
月柱の干支を基準に癸壬辛庚・・・、亥戌酉・・・と進んでいく
←進行方向
乙丙丁戊己庚辛壬癸甲
卯辰巳午未申酉戌亥子
3. 立運を出す
3-1. 生まれた日を基準に節入日までの日数を数える
生まれた日を1日目とし、節入日の前の日までを数える。
節入日生まれは1日とする。
3-2. 順行運は次の月の節入日、逆行運は生まれた月の節入日までを数える
3-3. 数えた日数を3で割る。余りが0と1は捨て、余りが2は繰り上げる。
例)甲子月、順行運、立運8年の場合
35歳は大運は丙寅です。
98 | 88 | 78 | 68 | 58 | 48 | 38 | 28 | 18 | 0 | 開始の年齢 |
〜 | 〜 | 〜 | 〜 | 〜 | 〜 | 〜 | 〜 | 〜 | 〜 | |
108 | 98 | 88 | 78 | 68 | 58 | 48 | 38 | 28 | 8 | 終了の年齢 |
癸 | 壬 | 辛 | 庚 | 己 | 戊 | 丁 | 丙 | 乙 | 甲 | 十干 |
酉 | 申 | 未 | 午 | 巳 | 辰 | 卯 | 寅 | 丑 | 子 | 十二支 |
コメントをかく